ケープタウンの全体像

ケープタウンの全体像

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世界には、アフリカ向けに限らず様々な国を担当するコーディネーターがいます。どのコーディネーターも口を揃える町歩きの第一歩として重要なのは「全体像を把握すること」と言うようです。アフリカもまた同様に、各観光地の全体像を捉えておくとスムーズなスケジュールを立てることができると言えるでしょう。ケープタウンの全体像としては、中心部は、南にテーブル・マウンテンとデビルズ・ピーク、西にシグナル・ヒルとライオンズ・ヘッドという山々に囲まれ、テーブル湾に面したごく僅かな地域と言えますが、シティと呼ばれるだけあって、現代的な高層ビルも建ち並んでいるのが特徴でしょう。

通称「ウォーターフロント」と呼ばれるビクトリア&アルフレッド・ウォーターフロントは、昔からの港を中心とした再開発地域と言え、湾に沿って歴史ある建物も再現されているほか、観光スポットとしてショッピングやレストラン、ホテルなどが並んでいる地域と言えるでしょう。そのため観光客も多く、警備体制も整えられているため安心して歩ける地域と言えるでしょう。ウォーターフロントから西の海沿いに延びるビーチ・ロードを進むと、グリーン・ポイントと呼ばれる地域となり、高級レストランやリゾートホテルが点在している地域と言えるでしょう。

海沿いの遊歩道の先には、シー・ポイントという地域が広がっています。ここにもレストランが並んでいたり、海岸に沿った遊歩道には公園もあり、散歩を楽しむ観光客も少なくないようです。高台にはゲストハウスやホテル、高級住宅街が広がる地域となっています。ケープタウンの北西部には、白人の住宅地となっており、商工業地域も広がっているようです。ケープタウン国際空港の南には、アパルトヘイトの時代に黒人やカラードが住んでいたケープ・フラッツと呼ばれる地域で、現在でも住人の多くは彼らが占めていると言われています。