いわゆる「大人な財布」と言えば「革財布」なんていうイメージは、男性でも女性でもあるのではないでしょうか。そこで、ある程度社会で活躍するようになった方々は革財布の購入を考えているという方が多いように感じます。しかし革財布が欲しいというのは漠然としていて、それだけでは店員さんも相談に乗りかねてしまうと言えるでしょう。ズバリ、革製品は革の種類によって印象なども大きく変わってくるため、それぞれの革にどのようなメリットとデメリットがあるのかという事をあらかじめ知ってから選ぶことも大切と言えるでしょう。キング・オブ・レザーとも呼ばれるのは「コードバン」という種類で、馬の臀部から採れるキメの細かいしっとりした質感を持つ革ですが、その耐久性が最大の魅力で、なんと牛革の3倍とも言われています。傷にも強いため、使い込んでいくほどに美しい光沢が生まれるという点も人気の理由。しかし、希少な革ゆえに高価格という点が初心者さんには悩み所と言えるでしょう。堅牢性を取るなら「ブライドルレザー」がオススメでしょう。ロウが塗り込まれているため、汗や水に強く、長い期間使い続けることができるでしょう。また「ブルーム」と呼ばれている白い粉も、使えば使うほど光沢のある質感へと変化していき、美しさを楽しめるのも人気です。難点としては、お手入れ必須なため、マメな人でないと向かないかもしれません。あとは王道の牛革が財布では一般的でしょうか。しかし、牛革の種類も多く、カーフなどは「ベビー」「スキン」「キップスキン」と牛の成長によって種類が変わってくるほか、生後間もないほど高価となっています。お好みの特徴がある場合は併せて店員さんに伝えてみると良いでしょう。
