レトルト包装米飯

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レトルト包装米飯は、米飯をプラスチックの容器に詰めて密封、殺菌したもので、保存可能期間は9カ月にのぼります。食べるのに必要な加熱や開封も容易で、電子レンジで数分温めるだけで済ませることが出来ます。消費者にとっては便利なレトルト包装米飯は、その製造過程で厳格な殺菌工程を経て市場に流通します。少しでも容器内に微生物が潜伏すると、すぐに腐ってしまうからです。炊き上げた米をトレーに詰めると、まずはヒートシーリングで密封します。そのトレーや蓋も、全てクリーンルームで殺菌済みのものが用いられます。最後にレトルトで殺菌しますから、微生物の逃げ場はありません。容器にはレトルト殺菌にも耐えられるようなポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、アルミニウム箔、ナイロンフィルムが使用されています。

レトルト包装米飯は大別すると、パウチ詰め米飯とトレーパック米飯とがあります。いずれも流通していますが、トレーパック米飯の方が人気を博しています。

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