電動キックボードが世界中で人気を高める主な背景として、次が挙げられます。
便利で手軽な移動手段
自転車並みの簡単操作にも関わらず、モーターとバッテリーで自走するため、「自転車や従来式のキックボードのようにペダルをこぐ」、「スピードが落ちたら地面を蹴る」などをおこなう必要もありません。時速15~20km程度で自走する電動キックボードは、観光地・街乗り・買物などにおけるモビリティとしても便利です。
自転車より小型で駐輪スペースが小さい
電動キックボードの長さは1.2m程度、ハンドル幅は50cm程度なので、駐輪の専有面積は0.5㎡程度で自転車の約半分。このため自転車と異なり建物の壁際、幅が広い歩道の道路際などわずかなスペースに駐輪場を設置できます。折りたたむことでさらに収納スペースを小さくすることができます。
また電動キックボードのシェアリングサービスも注目されています。電動キックボードの場合、GPSが搭載されているのでスマーフォンアプリで電動キックボードの所在場所が分かり、同アプリで電動キックボードのQRコードを読み取れば開錠できるので乗り捨てに場所を選ばず、シェアリングサービスとしての利便性が高いからです。