理由に関わらず、絶対に叩いたりと手をあげる事があってはなりません。叩く事は何の効果も得られません。むしろ根本の原因を悪化させてしまう可能性が高まるだけです。猫は咬んだり喧嘩をしたりする原因には、痛みや恐れをはじめとする多くの事が考えられます。ですから痛みや恐れなどが一因となっていないかを確認する為にも、獣医師を受診する必要があるのです。子猫を育てる際は、遊びの中で「人の手は咬んでも良いのだ」と猫に思わせないようにしましょう。噛んだり攻撃したり後肢でけったりできる「けりぐるみ」等のおもちゃを与えてあげましょう。猫の遊びに突然襲い掛かる行為が含まれます。あなたがその標的にされる場合、先端に紙を結んだ紐をつけた猫を「釣る」おもちゃなどで標的をすり替えて、猫の余ったエネルギーを消費させましょう。10分間たっぷり遊べば、猫は疲れて扱いやすくなります。猫の中には興奮しやすい子もいるでしょう。猫のボディランゲージをよく理解して攻撃段階を回避しましょう。たいていは警告サインがあるものですが、その主なものは尻尾の様子ですね。尻尾の毛を逆立てていたり、尻尾を激しく降っているピクピクさせているような場合は、相手にするのは止めるべきサインだと思います。お腹を見せるのが大好きな犬とは違い、猫はお腹に関して非常に神経質な場合があります。耳の後ろや尾の付け根を掻いてあげましょう。猫があなたを「おもちゃ」にしている、つまり攻撃して面白がっているように思える場合は、霧吹きなどを用意しておいて、攻撃してきた際に猫に向かって噴きかけましょう。或いは、悲鳴を上げると即座に猫の行為を止める事が出来ると思います。遊びではなく、且つ明らかな理由もなしに攻撃してくる場合には、あなたは猫の転嫁性の攻撃行動の標的にされているのかもしれません。この場合、外にいる別の猫の姿を見たり・音を聞いたり・においを嗅いだ事がきっかけで、その猫を攻撃する事はできずに興奮状態に陥ってしまったために、次の標的としてあなたが選ばれてしまったという可能性があるのです。別の猫の姿が確認できたという事であれば、水鉄砲かセンサー付きスプリンクラーなどを利用するなどの対策を取っていきます。
猫の攻撃性
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