銀杏とゴマ

銀杏とごま

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ぎんなんはせきや痰を沈めてくれます。頻尿の改善も期待できます。ぎんなんは、煮て食べると肺が温まります。それで咳や痰をしずめてくれます。民間療法として、結核の全盛期には、薬として用いられたそうです。夜尿症の改善にも効果があります。毒消し作用も期待できます。

ただ、ぎんなんには青酸が含まれているため、食べすぎには注意しなければいけません。消化不良を起こしたり、のぼせたりします。中には鼻血を出す人もいます。焼いたぎんなんを毎日に5粒から10粒を目安に食べましょう。

ごまというのは、栄養価がとても高くて、老化を防止してくれることで有名です。ごまの住侶の約半分の成分が、リノール酸やオレイン酸といった脂質です。これはコレステロールを抑えて動脈硬化を予防してくれます。疲労回復のビタミンB群、老化を予防するビタミンE、貧血に効く鉄分、骨を強くするカルシウムといったものが豊富に含まれています。

ごまの効果をまとめますと、強壮・強精作用、がん予防、肝臓病の予防となります。強い抗酸化作用をもっているセサミンというのが、がん予防や肝臓病の予防にも効果があります。二日酔いの改善にも有効です。ごま油も積極的に使って欲しいところです。

白髪の改善にもいいといいます。黒ごまがいいようで、ふりかけにして食べましょう。

ごまは野菜とも大変相性がいいので、野菜料理にふりかけてたべるのもよいでしょう。新鮮な有機野菜をサッとゆでて胡麻和えにしてもおいしいですね。パン粉の代わりにごまを衣にしたフライも美味しいです。ごま豆腐といったごま料理もありますし、ごまのクッキーやごまのプリンといったお菓子類にもよく使われています。老化防止やがん予防、白髪改善と薬効もたくさんあります。どんどん食べましょう。